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エンジニア備忘録[57]

こんにちわ。

久しぶりのエンジニアネタ。

ということで今回はHSRPの動作について。

以下、はまったわけではないが動作のポイントとして
結構重要な部分だったりするのでメモしておく。

で、そのポイントというのが
standby機にpreempt機能のdelay timerが有り/無しで
切替り動作がどう変化するかって話。

まずは簡単な構成から。

Pic1

Pic2

RT01と02のLAN側でHSRPを組んだ構成ですね。

HSRPのHelooパケットは赤セグメント内で
やりとりをしています。

WAN側(Gi0)が何らかの障害でリンクダウンした場合にも
HSRPを切り替えるためにtracking(赤字)を設定します。

Pic3

<RT01>
track 10 interface GigabitEthernet0 line-protocol

interface GigabitEthernet1
 ip address 10.0.0.252 255.255.255.0
 standby 10 ip 10.0.0.254
 standby 10 priority 110
 standby 10 preempt delay minimum 60
 standby 10 track 10 decrement 30

 

<RT02>
interface GigabitEthernet1
 ip address 10.0.0.253 255.255.255.0
 standby 10 ip 10.0.0.254
 standby 10 priority 90
 standby 10 preempt

この状態で仮にGi0ケーブルを抜いた場合、
track10が働きRT01のpriorityを30下げstandbyへ変わります。

Pic4

Gi0がLinkup(復旧)すれば
RT01のpriorityが80→110に戻ります。
ただし、すぐにActiveには戻りません。

なぜなら下記の設定を入れているから。

standby 10 preempt delay minimum 60

通常WAN側はダイナミックルーティングが動いていることが多く、
ネイバが張れていない状態でLAN側だけ切り替えた場合は
それまでの時間は通信断が発生してしまいます。

それを防ぐためにネイバ接続とルート交換が落ち着いてから
HSRPの状態を戻しましょうというコマンドです。

なのでこの設定を入れると
StandbyからActiveへ切替るために60秒待つことになります。

じゃあこの設定をRT02側に
同じように入れてしまった場合はどうなるか・・・。

・・・

・・・

・・・

お察しの通り、、、
StandbyからActiveへ移行する場合に60秒待つことになります。

通常ならRT01のGi0ケーブルを抜線すると
Hello/holdタイムともにdefault値であれば
3~5秒程度で切替りますが、
RT02にdelay timerが入っているとその時間待つことになるので
無駄に通信断の時間が長くなってしまいます。

なので、特別な理由がない限りdelay timer設定は2系側に
入れない方がいいですよーって話でした。
(大した事書いてないけどなんか無駄に長くなってしまった)

せっかくなのでチェックをお願いします☆
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